四季の会　ぺぱぁみんと

「ＮＰＯ法人  障がい者自立支援グループ  四季の会」は、障がい児をもつ親が中心となって土曜日に通える教室の開催から始まり、障がい者の居場所づくりや地域との交流を目的に活動を続けてきました。

会には、数々の作業所の立ち上げや運営の経験を持つ人、染色や機織りなどの指導経験を持つ人、障がい児の親として社会参加をしてきた人、福祉活動に興味がある人などが集まっています。

「四季の会」では新たに平成19年8月に福祉サービス事業所『ぺぱぁみんと』を開設しました。

自立支援法に基づいて、障がい者の自立や就労と地域社会への参加を支えています。

ここでは利用者が主役となりその個性が活かせるように、商品の包装箱組み立てやクジ折りなどの軽作業をします。

機織りや染色、紙工芸品やクラフト工芸、クッキー、ジャムなど手づくり品の制作技術を学び、バザーやインターネットで販売します。

時には「ありがとう」「おいしかったよ」などの声をいただくこともあります。

今後も「四季の会」はいろいろなチャレンジをしていきます。

ものを創る喜びや規律ある就労の大切さを知り、仲間がいることや地域の一員であることを感じてもらうために、交流喫茶室の運営などを目指し、さらに働く場も創造していきたいと思います。

一般の人にも参加していただき、相談や夢を語り合いながら、年齢や障がいの種類などの垣根を超えて生きる喜びを分かち合える場となるよう努めます。

活動を通じて、障がいを持つ人や家族、スタッフが皆様と共に心の豊かさを培い、四季折々の花々が咲くように、今まで同様にこれからも一緒に幸福な時間を紡いでいきたいと心より願っています。

ＮＰＯ法人  障がい者自立支援グループ

『四季の会』

代表  萩原節子